バンドーン推しを拗らせた人のミニカー徒然

主にミニカーについてのブログになると思います。たまに主の日常やお絵かきの記事も上がるかもしれません。

PENNZOIL NISMO Motegi (1998)

どうも、こんばんは。

大変お久しぶりのブログ更新となってしまいました。

いや、何度か久しぶりに書こうとして途中まで書いた「大変お久しぶりです」から始まるお蔵入り記事が生まれたのですが、、、()

 

さて今日Twitter、、、、じゃなくて今はXですか。の方で流れてきた情報によるとミニカーブランド「エブロ」で知られるMMPが破産手続きに入ったとか。

SUPER GTの版権をSparkに取られて早一年。やはり版権という大きな柱を失ったのは大きかったということなのでしょうか。まぁ詳しくは関係者でもないのでわかりませんが、末期のエブロは値段が高く売れない、質も落ちる、、等々悪循環ではあったのかなと外から見てても思うなどはありましたね。まぁ、今までの記事で散々触れてきたことなので今更といったところですが、、、()

 

というわけで原稿用紙1枚分くらい前置きを書いてしまったので今日の紹介のミニカーです。

 

 

Events: JGTC 1998 Rd.5 Motegi
Teams: Nismo
Chassis: SKYLINE GT-R (R33)
Drivers: Erik Comas / Masami Kageyama
———————
Brand: EBBRO
Making:
MMP
Scale:
1/43

というわけで、話題のエブロのミニカーです。

 

 

今回のミニカーは98年モデルのいわゆるハイダウンフォース仕様。年間を通してみればこちらのほうがメインだったのかな。以前紹介した同じく98年のペンズオイルニスモは同じ年のローダウンフォース仕様ということでリアウィング周りのエアロがパッと見てわかるほどに違います。

 

 

リアウィングの左右から小さく出ているウィング。

 

左:茂木仕様 右:ローダウンフォース仕様

こうして並べるとリアウィングの差がよくわかりますね。しかし形状の違いとしてはミニカーの中から認識できるのはこれくらいでしょうか。実物や詳しい写真などをしっかり観察すれば、ほかにも色々出てくるかもしれませんが、、、。

そしてカラーリングの違いとしてルーフの違いが分かりやすく出てますね。

 

 

天井に大きくカーナンバーを書くスタイルはNASCARっぽくてかっこいい。今も昔もGT系のレースではあまり見ないデザインですね、、。ローダウンフォース仕様の方は恐らく富士仕様。シーズン序盤の方を意識していたのでしょうか。に対してハイダウンフォース仕様の茂木戦はシーズンも後半。その時の重量バラストの重さを頭上にデカデカと貼ったということでしょう。

この年の茂木。シーズン中の1戦として組み込まれた初のレースだったようです。ツインリンク茂木の完成は97年。97年はシーズン後のオールスター戦でした。

 

左:茂木仕様 右:ローダウンフォース仕様

ペンズオイルカラーめちゃくちゃ好きなので集めていこうとは思っていたのですが、99年、01年仕様を入手するよりも先にまさかの同じ年の仕様違いを入手(笑)

今回は2台ですけど、仕様違いは集めて並べた時の景色が壮観になりやすいのでいいですね。ただふと我に返りやすいということもありますが、、、()

 

さて本題に戻り、、

 

 

ディフューザー周りの作りはローダウンフォースモデルと同じな模様。近年のマシンはダウンフォースをどちらかというと床下で稼ぐグランドエフェクト的な作りが主流となってきていますが、この時代のマシンはまだ空力には今ほど特化はしていない印象。

 

 

バンパー。こちらもローダウンフォースモデルと同じ。前面開口部なんか、こんなに筋を入れるよりもドカンと開口しちゃったほうがよくないかとも思うのですが、強度の問題なのでしょうか、、?意図は分からないけどあまりかっこいい印象にはないかな、、、と。あくまで個人の印象ですが。

 

 

最後に全体。やはり全体的にかっこいい車だし、結構お気に入りのミニカーの一台。こちらは恐らく00年代くらいにエブロからリリースされたものだと思いますが、この時代のエブロのミニカーはそこまで値段も張らずに出来もよくてとてもいい印象。なぜああなってしまったのか、、、。

それでも確かR33の造形は詳しい人が見るとこの時代のエブロにしては微妙だとか、、?

 

 

イベントでのエブロの出展のアウトレットコーナーでの入手ですが、安定に欠陥ポイントの分からない1台。と思っていましたがどうやらパッケージの色褪せ、、?

まぁ単体で見たら気になる感じではないので定価よりも安く買えてよかったかなと。

 

さて、今日のエブロの騒動に乗っかり久しぶりに書きましたけど、今まで色々なことを散々には書いてきましたが、過去には良いミニカーも出していたのもまた事実。ということで少し残念な感じもあり、、、。

抱えてた在庫で過去の出来の良かったモデルが流出して安価に買えないかな、、、と動向を見ていこうかなとも。

 

というわけでここまでありがとうございました。

次の更新こそは早くしたいですが果たして、、、、。

ではまた。

 

 

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GTWCA富士 観戦記

どうも、こんばんは。

前回の記事にてたびたび触れていたGTワールドチャレンジアジア(以下:GTWCA)の日本ラウンド初戦の富士スピードウェイでのレースが6月17日18日の週末で開催されました。今回はそれを観戦しに行った時の出来事を記録していく記事となります。

とはいえタイトルのつけ方迷ったのですが、観戦記とは書いたもののレース自体の内容は、日本語実況ならJsportsのオンデマンド、無料で見れる英語実況版のならYoutubeにてレースのアーカイブ映像が見れるので、そちらを見ていただくとして、本記事ではブログ主の二日間の出来事などを中心にまとめようかなという記事になります。

 

レース内容が気になる人用リンク

英語実況版:

土曜日:LIVE | Race 1 | Fuji | Fanatec GT world Challenge Asia Powered by AWS 2023 - YouTube

日曜日:LIVE | Race 2 | Fuji | Fanatec GT world Challenge Asia Powered by AWS 2023 - YouTube

 

というわけで迎えた土曜日。現地に着いたのは朝の8時前。今回は昨年同様に富士の入場料のみでレース観戦からパドックまで入り放題だったので、ミニカーの方も何台か持ち込んで、ドライバーにサインをもらいに回るというのがもともとの予定だったので、メインレースの予選が始まるより前から現地入り。

今回は土曜日車に乗せてもらい一緒に現地に行っていたフォロワーさん(以下:レジェンド)がいたのですがその方は39台土曜日だけで持ち込んでいた模様。

 

すごい台数、、、。今回はDTMに出ているドライバーだけでも3人。メルセデスやポルシェなどのメーカーと契約しているファクトリードライバーや世界の有名なGT系のレースに出ているドライバーはさらに沢山参戦していたこともあり、ミニカーになっている選手も沢山いたので、コレクションを全部持ってくるとこうなるとか、、、。

(のちに合流したツイッターでの界隈の皆さんの中で一番多かった方で約60台持ち込みの方もいました、、。)

というかそんなレースが入場料だけで観戦できるのがコスパ良すぎるのです、、。

 

僕自身の土曜日の入手の成果としてはこんな感じになりました。

 

Maximilian Götz 2021年のDTMチャンピオン。

Maximilian Götz

ゴッツのサインはもらった中では特にカッコよかった印象。

 

Daniel Juncadella

Daniel Juncadella

この二人はこの週末はクラフトバンブーレーシングにともに乗っていました。

レジェンドがサインをもらっているときのシーンにて僕も一緒にクラフトバンブーのインスタのストーリーに載っていました、、、。

クラフトバンブーレーシング インスタグラム ストーリー投稿より

というかレジェンドが毎回差し出す台数が多く、ドライバーの選手に毎回「写真撮っていい?」と聞かれているのがもはやネタ。普通写真撮っていいか聞くのってファンの側では?(笑)

左:澤圭太選手 右:Bhirombhakdi選手

こちらは前回の記事で紹介したABBSAモータースポーツの720S GT3のミニカー。澤さんは当時と同じくABBSAから。ビロンバクディの方は前澤友作率いる前澤レーシングからの参戦でした。

澤さんにはピットウォークの際に貰ったのですが、「今日このミニカー持ってくる人多いんだよねぇ」と。なんかその中に知り合いが多く含まれている気もしましたが、澤さんの乗っていたマシンでミニカー化されているものが、近年だとこちらと、入手の難しいPCCJのマシンのみなので揃ってきちゃうのかなぁと。

 

Alvaro Parente

パレンテの乗っていたレーシングカー自体のミニカー持っているものがなかったので、マクラーレンのファクトリードライバーだったパレンテなら当時のマシン開発に関わっているだろうということで、650S GT3発表モデルであるこちらにサインを頂いた次第。

 

Dennis Olsen

土曜日のラスト、予選後にオールセンが他チームにあいさつに行っていてもうすぐ戻ってくるという情報をもとに待っていると、自転車で戻ってきたのでみんなで離れてたところから声をかけると元気よく返事をしてくれ、さらにニコニコしながらサインを書きに来てくれたオールセン。もう雰囲気から人柄の良さがにじみ出て居た感じでした。

 

 

横溝 直輝 選手

こちらは翌日日曜日の朝に前澤レーシングのピット裏でもらったサイン。今回予定では土曜日にピットウォークがあったので、前澤レーシングは日本のチームということもありピットウォークは出てくる可能性が高いかなと思い、用意した一台だったのですが、ピットウォークは出てこなかったので、しかしせっかく今回用意した一台だったこともあり、朝から狙うこととなった一台。

 

今回のミニカーにサインをもらおうという活動の成果はこのあたりでした。パドックフリーというのは偉大ですね。サインをもらったりしていた場面以外でも普通に隣をドライバーさんが歩いてたりとすごい空間だなぁと思いました。

 

さて、ミニカーをたくさん持っていると海外のドライバーさんやチームスタッフさんが興味を持ってあちら側からしゃべりかけてくることもあるのですが、、、。

そういった流れがきっかけでこの週末は奇跡のような体験もできました。

 

なんと1時間半後には本戦を走るというタイミングの現役のGT3マシンに乗り込んでみるという体験ができてしまいました!!

展示車両ではなく実車ですよ!

 

現役車両ではないF1マシンの実車やGT500のマシンなどは座ったこともあったのですが、週末を通して参戦しているマシンというのは今までさすがになく、、、。

 

なぜこんなことになったのかというと。あるドライバーさん(確かピカリエッロ)をレジェンドが待っている際、隣のチームであったAMAC motorsportのスタッフさんがミニカーを見せてと声をかけてきて、AMACが車両を買う前のマンタイレーシング所有だった時代の同車両のミニカーを見せたところ、「こっち来なよ!」といきなりピットツアーが始まり、、、。

 

 

 

マンタイレーシングの12号車のミニカーが本当に欲しくなったし、このミニカー持ってなかったこと後悔したし、でもミニカーを集めていて本当によかったなと思った瞬間でした。

世の中中古のGT3マシンを使用してGTカーのレースに参戦するレーシングチームは数あまたにありますが、基本的には購入したチームのカラーリングに変更したうえで参戦するのが基本。しかしAMACmotorsportのマシンは、2019年までマンタイレーシングがニュルブルクリンク24時間レースなどに参戦していた時のカラーリングほぼそのまま。様子が気になるチームでもあり、その変わった姿に一緒に見に行っている仲でも人気のチームの一つでした。

これは2019年にニュル24時間に出場したマシンであることを示す証拠ともなる車検シール。

カラーリングが同じどころか、リアウィングには「マンタイレーシング」の文字。

少し見にくいですがメーターの切り替えモニターに登録されているコースマップもAMACに売却される前のマンタイラストのニュルブルクリンクの24時間レース用のコースのままになっていました。

ピットから戻る際にはチームスタッフ用のシャツまでいただきました。

こんなのもうAMAC一生推すしかないじゃん、、、。

土曜日のその後のレースではクラス表彰台を獲得されていました。

ちなみに翌日ですが、僕の話ではないですがこの時に一緒にピットに入った方で、「昨日はありがとう!」と会ったチームスタッフに伝えたところ、なんとマシンのフェンダーをプレゼントされていたりとすごすぎるチームでした、、。

 

この週末は富士スピードウェイ自体は「ワンメイク祭り」ということでGTWCA以外にもいくつかレースが開かれていて、久しぶりにいろいろなカテゴリのマシンが見れたのかなと思いました。特にスーパーFJなんか見たのはそれこそ7年ぶりくらいで、意外とそれぞれに見た目にも違いのあるフォーミュラマシンのレースということで面白かったです、、。フォーミュラマシンの中では一番下位カテゴリには当たりますがそれでも200キロ以上出ているので速いです、、。

実は来週にはそれに近いレベルのレーシングカーを運転する予定があるのですが、実際に久しぶりに見てほんとに乗れるのだろうかとか、、思ったり、、、、。

(これについてはまた体験談をブログでまとめるか検討中です。)

 

というわけでこの週末に起きた出来事はこのあたりだったのだろうかというところ。

 

初めて観戦記なるいわゆる日記的な記事を書いてみたのですが、とても長くなってしまったなとも思いますがどうなんでしょうか。要望あらばこれからもこういった記事を上げるかは要検討ですね。ただあくまでミニカーブログなのでまぁ、、、。

 

最後に土曜日の夜、レジェンドはじめ一緒にサーキット内を回っていた方々と食べた有名店舗「かつ栄」のカツで締めたいと思います。

 

次回は遠くないうちにまたミニカー紹介の記事の予定です!

ではまた。

 

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ABBSA Motorsport 720S GT3 (2019)

どうも、またまた大変お久しぶりになってしまいました。

最近の話題だとルマンとかは新鮮ですね。ただここのブログでルマンのマシンの紹介は今まで大して行ってきた記憶がないですが、、、

 

そしてモタスポファンの中でスーパーGTなどの日本のメジャーなGTカーレース以外に精通している方々がどれほどいるのかわかりませんが、今週末からはGTワールドチャレンジアジア(以下:GTWCA)というレースの日本ラウンドが始まりますね。今週末の初戦は富士スピードウェイ。ここのブログを書いてる主は去年の唯一のモタスポ現地観戦がこのレースの富士ラウンドだったのですが、アグレッシブなレースに豪華なドライバーメンツに、入場料は富士の入場料だけというとてつもなくハイコスパで楽しめるレースだったので、去年以上に豪華なドライバー陣が見れる今年はとても楽しみな次第です。

さて、前置きは長くなりましたがそんなGTWCAに過去に参戦していた車両のミニカーの紹介です。

 

 

Events: Blancpain GT World Challenge Asia 2019
Teams: ABBSA Motorsport
Chassis: McLaren 720S GT3
Drivers: Piti Bhirombhakdi / Keita Sawa
———————
Brand: Spark
Making: MINIMAX
Scale:
1/43

 

ブランパンがシリーズのタイトルスポンサーについていた時代で、厳密には制度的にも同じシリーズの年違いというわけではないのですが、まぁほぼ同じという解釈で間違いはないブランパンGTワールドチャレンジアジア。そのシリーズに2019年、それまでWECなどにGTEクラスなどに参戦していた日本人ドライバーの澤圭太選手が立ち上げ、参戦を開始したのが、ABBSA Motorsport。マクラーレンカスタマーレーシングのサポートを受けていて、当時2019年からデリバリーの開始したばかりの新型GT3車両、720S GT3を使用しての参戦でした。

 

 

マシンの横にも大きく「シンハ―」。タイの有名なビールメーカーだそうです。(記事書くのに調べるまで知らなかった。)このマシンに乗っていたビロンハクディがタイ人の方で、創業家の方なのだとか。実質持ち込みスポンサーといったところ。

横から見る720Sは形のバランスも良く本当にかっこよい。

 

 

720S GT3の特徴の一つでもある丸い口の顔ですが、実際の口の形としては四角い形をしているのが光の加減で分かりやすくなりますね。最初に日本で走っていたテストカーなんかは一切カラーリングもなく、この四角い口のままだったのですが、個人的にはこちらの方が好みかなという印象、、。まぁ好みの問題ですが、、。

 

 

とても大きなディフューザー。GT3マシンの中では最大級ではないでしょうか。少なくとも現在FIAのホロモゲの生きている車両の中では最大でしょう。ディフューザーオタクとしてはとても加点ポイント。

デフューザー回りなどに黄色い加工がしてあり、ディフューザーが目立つようになっていますね。耐久レースなんかで夜も走ることがある車両なんかは特にこういった塗装(貼付け?)がしてある車は多いなという印象ですね。

 


 

車体に貼ってあるか―ナンバーの表記が小さいのは今のGTWCAと同じ。

 

 

ウィンドウなどに大きくか―ナンバー表記があるので認識面では問題ないのでしょう。

マシンの屋根のクローム塗装がとてもかっこいい。スパークとしての表現もとてもいいですね。

 

 

タイヤも現在のGTWCAと同じくピレリタイヤ。

 

 

 

 

パッケージ。

GTアジアのマシンのミニカーは割と多くはリリースされず、珍しい部類なのではないでしょうか。とてもかっこいい1台なので気に入っている1台です。

今年に入ってからの購入した1台ですが中古で割と安く手に入ったこともありいい買い物だったなと。

 

また遠くないうちに次の記事を出せればいいなと思う次第ですが果たして、、、

そういえば著しく更新頻度が下がったここ2年ほどの間にもスーパーGTBRZコレクションも何度か増車しているので集合写真含めて撮り直しをしたい次第。

 

まぁ頑張って次の記事は今度こそもうちょっと直近に上げたいと思います、、、。

 

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